「悪人」と 平和な土曜日

映画と日常の記録

2023年1月15日(日)は仕事ですが、14日(土)は特に何もないお休みでした。朝から雨です。近くの電気屋さんに行ったり、ランチは外食のハンバーグを食べて、午後には温泉に行きました。夜には映画鑑賞です。贅沢な休日となりました。

映画「悪人」

夜の映画は「悪人」を選択、吉田修一さんの小説を原作とした映画です。2010年に公開されました。Newsweekの日本語版(2023.1.10版)にこの映画が紹介されており、映画監督の森達也さんが「ラストは久しぶりに号泣した」と書いてあり、興味を持った次第です。

長崎と佐賀を舞台にした殺人事件とその犯人の逃亡の話です。殺人をしてしまう祐一は、内気な青年で、本当にそれ以外の選択肢がなかったのか、と言われればあったのかもしれませんが、殺人を犯します。正当防衛とは言えないものの同情の余地が大きく存在する状況です。

「本当の悪人は存在せず、環境が人間を作るのでは?」いうことを描いているようです。

環境と人間

環境が人間を形成するということは、今自分が幸せに暮らしているのは、親、奥さん、子供たち、友人など、周囲の人々に恵まれたということの裏返しなのかと思いました。

お昼のスーパーで買い物では、美味しそうな純米酒(山形県産)と本マグロを購入しました。映画と純米酒と本マグロの組合わせは最強でした!

とても幸せな時間を過ごしました。

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