映画「母さんがどんなに僕を嫌いでも」2018年 ~人間にとっての究極の愛~

映画から学ぶ

CMの予告動画だけで泣けるという映画があると、奥さんに教えてもらい興味を持ちました。主演は太賀さんで、映画「ビリギャル」にも出演していた吉田羊さんもメインキャストで登場です。まずは、予告を見ます。かなりヤバいです・・・。あまり期待すると裏切られるのですが、やはり期待しながら鑑賞することになりました。

母からの冷たい仕打ち

「タイジは、幼いころから母・光子のことが大好きです。しかし、光子はタイジを妊娠中に夫が浮気し、離婚。タイジに辛く当たります。タイジは、17歳で家出します。社会人として一人前になったタイジ。久しぶりの再会の後、母親からは冷たい言葉を投げられ、自分の母への思いは一人芝居であったことに気づき、絶望します。」

愛情の一方通行は辛いですね。

感想

裏切られた夫を思い出してしまう子供(タイジ)の存在は、光子にとって憎い存在に見えてしまうこともなんとなく理解できます。一方で、タイジからすれば愛する母親が、自分とは関係のない要素で自分を嫌いになる理由が理解できません(少なくとも子供のころは)。母親であっても、相手に大きな期待を抱くことは、自分を失望させるということのようです。ましては他人をや、といったところでしょうか。

ネタばれになるので記載はしませんが、長い年月にわたりこじれた人間関係が少しずつ修復していく経過は見ていて感動を産みだします。

日本の映画でここまで感動したのは久しぶりでした(初めてかもしれません)。この感動を文字でお伝えするのはなかなか難しいです。ぜひ、ご鑑賞ください。

機微考察 ~吉田羊さんの年齢~

テレビで見かけることがとても増えました。自分よりも若そうだけど年齢はいくつなのだろうと疑問に思っていました。調べてみると個人的な情報は公開していないとのことでした。しかしながら、今日googleで検索すると46歳と 1974年2月3日生まれと記載されていました。ネット情報は恐ろしいです。

年齢を公開しない理由は、年齢にとらわれない役をこなしたいということだそうです。素晴らしい!私も年齢にとらわれない生き方をしたいと思います!!