「雨の日は会えない、晴れた日は君を想う」と 手術

映画と日常の記録

今日は、人生で2回目の手術の日です。一回目は20年ほど前に左上腕にできたアテロームの摘出手術(局所麻酔)。今回は、上唇にできた腫瘤です。1年ほど前から大きくなったり、小さくなったりとしていたので、気にはなっていたのですがなんとなくそのままにしていました。

唇の腫瘤摘出

予約していた口腔外科に到着すると、コロナ関係に加えて麻酔のアレルギーの問診もいつもより詳しく実施されました。口腔外科の医師が「では、本日取りますね」との発言あり、まな板の上のコイになります。

麻酔を2回刺されます、チクリと痛みます。でもその後は、痛みは皆無です。レーザーを使用したために、自分の肉が焦げる臭いがします。微妙な心境です。

自宅に戻ると

自宅に戻るころには、局所麻酔の効果がなくなり、強い痛みを感じます。

麻酔が切れたときに痛みますと説明されていましたので、この痛みは想定内です。処方された痛み止めを内服します。優しく歯磨きをした後に、糸が一本ぽろりとはずれます。なんと、これも説明されていたので、慌てません。

さらにその20秒ほど後に痛みがさらに悪化して、血がたらたらと・・・。もしかして動脈か?と思いましたが、不思議とこれも説明されていました「強めに圧迫して止血してください」と。

ティッシュを水で湿らせて、圧迫止血するとやがて出血は止まりました。出血が止まると痛みも改善しました。そういえば、職場の同僚が「血がでているときは痛い」と言っていましたが、その通りでした。

雨の日は会えない晴れた日は君を想う

映画「雨の日は会えない晴れた日は君を想う」は、2015年のアメリカの映画です。原題名は「Demolition」取り壊しの意味です。

夫は、交通事故で妻を失いますが、なぜか悲しくありません。妻を愛していなかったのか、と自分に問いかけますが、答えはでません。でもいろいろなものを分解(取り壊わす)しているステップの中で・・・。

視野には入っていても、それに気づかなければ見えていないと同じことです。そんなテーマがこの映画には含まれていますが、細かい描写・伏線があり、集中して、いろいろなことに気づかないと映画の価値が減ってしまいます。

いつもは、お酒を飲みながら鑑賞するのですが、本日は手術のこともあり、ノンアルコールで鑑賞しました。そのために細かい描写に気づくことができて良かったです。

病理の結果

5月6日、上記の腫瘤の病理結果を聞きに行きました。唇なので、粘液嚢胞と思っていましたが、脂肪種(リポーマ)ということでした。悪性所見なし、でした!

コメント