「赤い闇 スターリンの冷たい大地で」と 久しぶりの一人暮らし

映画と日常の記録

妻のらき子さんが、娘の引越しで他県に一週間泊まり込みに出かけました。2022年3月30日、暇になるとお酒を飲んで夜が終わってしまうので、Huluから今夜のお供の映画を探します。ロシアのウクライナへの侵略が世界のニュースとなっている現在ですので、もしかすると関係するかもと考え、「赤い闇 スターリンの冷たい大地で」を選択します。

「赤い闇 スターリンの冷たい大地で」

この映画は、2019年にポーランド、ウクライナ、イギリスにより製作されました。1933年に、イギリス人ジャーナリストのガレス・ジョーンズは、世界恐慌の中でソビエト連邦だけが繁栄していることに疑問を持ち、当局の監視をかいくぐって決死の覚悟でソビエト連邦に潜入します。そしてその謎を明かすために、ウクライナに向かいます。

若手の英国記者が、命をかけて真実を見出す内容です。歴史的な背景がいろいろと理解できる構成になっています。

ホロドモール?

ホロドモールについて、この映画を見る前は知りませんでした。

1932-1933年、ソビエト連邦は、対外的には社会主義国家として順調と装う反面、ウクライナ国民に対して過度の穀物の徴発を行い、作付け用の種子も徴発します。スターリンによる人工的な大飢饉により膨大な数の国民が死にます。

こんな時代から、ロシアとウクライナのいざこざは存在していました。ロシアの思考回路は、当時も今も大きくは変わらないのかもしれません。

ドイツビールを飲みながら

映画鑑賞中は、自分自身はドイツビール(HARBOE社のBEAR BEER)とソーセージでお腹を満たしながら、映画の中では飢饉の映像が繰り広げられました。なんとなく、自分がいけないことをしているような感覚です・・・。

終了後、後かたずけをして、明日のゴミ捨ての準備をします。朝ご飯は何を作ろうかと考えながら、目覚ましをセットしました。

お酒の量は控えめのまま、世界の情勢をいろいろと考える機会を得た夜の映画でした。

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