「パンズ・ラビリンス」と 現実逃避

映画と日常の記録
空想の中で・・・

1944年のスペイン内戦で父を亡くし、独裁主義の恐ろしい大尉と再婚してしまった母と暮らすオフェリア(イバナ・バケロ)は、この恐ろしい義父から逃れたいと願うばかり自分の中に新しい世界を創り出します。オフェリアが屋敷の近くに不思議な迷宮を見つけ出して足を踏み入れると、迷宮の守護神が現われ彼女に危険な試練を与えます。

上記のような内容です。

2006年のメキシコ、アメリカ、スペインの映画です。2022年1月23日に8割ほど鑑賞しましたが、月に数回の晩御飯作り(じゃがいもとチーズの重ね焼き)で、慌ただしくて途中で終わっていました。本日(26日)は仕事が少し早めに終わったので、最後まで鑑賞します。

主人公のオフェリアは、非常に辛い実際の自分の人生の中に、空想で”別の世界”を作り出すことによって、その空想の中で幸せをつかもうとします。最後は死を迎えますが、その時でさえ空想の世界では幸せな展開になります。

実際の現実でも、辛いことがあれば現実逃避をすることは日常茶飯事です。オフェリアは現実逃避の一環として、豊かな空想を武器に幸せを手に入れます。

自分も辛い経験があると、その経験を多角的に観察して無理やり「自分にとって有益な経験」であったと納得することがあります。時には完全な空想の中に逃げても人生楽しくなるかも、と想像してしまいました!

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